2019年1月3日木曜日

大晦日の花火から逃げ旅行

何度も日記に書いたことがありますが、ドイツの(他のヨーロッパの都市もやるとこはやる)
大晦日は 花火爆竹でものすごいことになります。

その期間だけ花火をしていい許可があるとかで、公園とかでやりゃいいのに、街なかでやります。
悪魔祓いだとかそういう意味もあるみたいなんだけど おそらくそんなこと考えてやってる人なんかごく少数でしょう。バンバンいわしたいだけですきっと。
音がほんと ものすごく大きくて、わたしのしっている爆竹の あのパンパンっていう音じゃなくて、大きいやつだと、雷がオチたのかっていう どぉーーん!!っていう音です。しかも建物の前でやるもんだから反響してものすごいです。

花火はどちらかというと東の方から入ってくるみたいで、このあたりは トルコの人たちが結構住んでる地域で、主に、彼らが率先してやってるように見受けられます。ポーランドやチェコにはドイツに持ち込めないようなもっと強力な爆竹やら花火があるとの噂。

年越しの瞬間が一番すごくて、 ロケット花火もそこらじゅうを飛び交い、もう外は煙で真っ白になります。
それから前後して 何日も前くらいからやんちゃな奴らがバンバンやっていて 
以前犬を飼っていないときは うるさいな、くらいで、 なんだったら年越しの瞬間は外にでてちょっと花火を見たりしたもんですが、 今となっては やめろーーー!!やめろーーーー!!っていう思いです。なぜなら、 チプが怯えてパニックになるからです。大晦日に入る前の フライングでやってる花火の音ですでに パニクってるので、大晦日の瞬間なんかここにいられるわけがないと思っています。(余談ですが、今日、1月3日の時点でもまだ時々まだ音がしてます。 でも近所の人と話してたんだけど今年は、鳴り止むのが早いねって。 値段があがったりしたのかな?とさっき外であったとき話してました)


他の家の犬たちももちろん同じ様子。



ので、前もって大晦日、ベルリンにいないように旅行計画をたてています。
去年はリューゲンという北のほうの海辺に逃げました。
しかしそこでも花火は行われ、チプは頭をソファーと壁の隙間におしこんで怯えるというしまつでした。

今年は地図をみてなんとなくきめた ミューリッツという地域の クリンクというちいさな村。
ベルリンの北にあり、湖がたくさんたくさんある地域です。
去年もだけど今年も、U家族と一緒に旅行しました。
U夫が車を運転できるというのも大きな力です。
車でしか行けないようなところがいいのです。
電車すら走ってないような。

クリンクから少しいったところにちいさな町があって そこに観光しにいったとき 犬連れがいるわいるわ。 うちの近所(街なか)の朝の犬の散歩タイムピークよりもっといるいる。
ということはみんな、 逃げてきてる、、ここに!!
ここは しずかなんだきっと!!と期待できました。
街の感じも古くて、いい感じでした。







わたしたちのアパートメントホテルもとてもきれいで、床暖房が快適、広さもまあまあよし。
キッチンもきれいで 調理器具ももんだいなくそろっていて 完璧でした。
もちろんうちらのホテルも犬連れのひとたちがわんさかいました。


薪ストーブもあった



すくすくそだっている U家族の娘ちゃん
ついに、ふた〜ちゃん らしきことを言ってくれるようになりました


湖だらけ 夏はもっといいだろうな〜 

ベルリンから車で3時間くらい。レンタカーで車を借りました。

我々は28日チェックインで1日チェックアウトの4泊5日。

近所を散策したり、隣町にいってみたりなど のんびり過ごしました。
私は最初の2日くらいは風邪で熱もでたりでボロボロでしたが回復しました。


さて 大晦日 夜になるに連れ、若干の花火音はしてましたが、0時を迎えて一斉に花火が上がってるのがまどから見える程度で、クロイツベルク(私の住んでる地域)のように戦争状態では全然なかったです。
もちろん、わたしたちには小さく聞こえてる音もチプには大きく聞こえているので、耳をピンとたてて様子をうかがったり 一時、狭いところに逃げ込んだりしましたが、パニックになるほどではなかったです。 
それよりも 酔っ払ってU娘用の風船を手に持って キュッキュ音をならしてるU夫におびえていました。 (それに対して 年明け早々わたしが怒るという状態)(怒らず、穏やかに一年をすごしたい)(そういう抱負をいだきました)

前の、リューゲン島より静かでベルリンから近いということで 来年もここでいいかなあと思っています。
このブログを参考にしてくれる方がいらっしゃるかわかりませんが、予約を取るなら、8月あたりからもう探し始めたほうがいいです。 年末近くなると、めぼしいところはどんどん埋まります。それほどに犬を飼ってる人たちは逃げ場所をさがしてるってことでしょうかね、、、、

ちなみに、パトの地元友達Nは、今回犬を落ち着かせる音が出る機械を購入、雷とかには 良かったとの報告をうけてたけど、 大晦日には耐えられなかった様子、
震えてソファーの下からずっと出てこなかったらしい。。
Nの犬(タタという名前)はもともとブルガリアで、路上で生活していたところをドイツの保護団体に保護され、それをNが引き取ったという経緯があって、タタはきっと路上生活時代、恐ろしい思いをたっぷりしたんだろうな、と思います。ので、 怯えがチプよりも強いです。

来年はNとタタも私達の旅行に同行することを決めたみたいです。
タタは怯えが強いから、旅行とかもあまり得意じゃないんだけど、それでも旅行を選択するということです。

うちの同じ建物に住んでるチワワの飼い主のひとも、 ほんとにたいへんだった、 ご飯もたべないし、散歩にいくのもその時からすでに花火やってるから 今だけおねがいだからやめて!って言ったわよ、っていってた。 多分彼女はここでははじめての犬のとの大晦日だったはず。
わたしは 犬と逃げる旅行してたよっていったら、ほんとそれがいい、、っていってた。

犬を飼っている人、ほんとにたくさんいるのに、 どうしてるんだろみんな。 

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