2019年1月22日火曜日

定期的に来るドイツ語への波と庭のこと

ベルリンに住み始めて8年目、
家での日常会話はドイツ語のみ(パトが日本語を話せないため)
バイトは日本食なので日本人と働いてるので日本語ですが

それでもドイツ語が伸びない、、

先日近所の人(アンドレア)といっしょに 庭の今年の会議にいってきた。
うちの近くの、ベタニエンってとこの一角をベルリンから許可を得て 庭として 近所の有志できれいにするというものに参加するために。

アンドレアは 子どもたちの庭 区域のリーダー的な感じで去年誘ってくれたのです。
ここにも少し書いたけど。

小さな畑

いままでは 子供の庭区域の一角を使わせてもらったけど、今回の会議に参加して申請したら 自分の区画をもらえるとのことだったので。

その会議も やはり 正直わたしにはむずかしい!!
なんとなく言ってることは 理解できるんだけど、わからない言葉がでてきて なんだっけ っておもってるうちに次にいったりして どんどん置いていかれる、、

会議自体、別にわたしがどうこう言うようなところはないから 発言する必要はないんだけど。

肥料置き場のコンポストについて だとか、 そだててた野菜が盗まれただとか、 物置を勝手に知らない人が使ってるようだから 鍵を変えようだとか そういうようなことです。 ガーデンまつりを いついつにしましょうとかそういう内容でした。

そこでアンドレアが 今はもう世話をしてないような部分があるから、そこの区を整理して 新しく欲しい人に分けようといってくれて その担当をアンドレアがやってくれることになったので、わたしは気軽に わたしも1区画ほしいと言えます。


アンドレアも早口なので なかなか理解が厳しいですが 隣人としてよく話をするしむこうもわたしのことを理解しようとしてくれるので たすかります。


そうです、8年とか ぐだぐだ居るだけじゃあ、ぜんぜんだめなんです!
日本語の話せない夫と結婚したとしても!

わたしの努力が足りないせいです。

ちゃんと喋れる人は1年目からしっかり勉強して正しい文法をつかおうと努力してるので 話せるのです。もちろん語彙とか、聞き取りや言い回しは そりゃあ長くドイツ人たちの中にいるから きっと1年目のひとよりはできるでしょう。
でも、基本の積み重ねをすっぽかして 勢いで話してるような感じなので それより伸びないのです。

おちついて 紙に書けば文法はわかるんですが、話してたら 口が勝手に動いて、順番ぐちゃぐちゃの、相手が私に慣れてないと理解してもらえないような話し方になってるのでしょう。

紙にかけば といったけど 綴なんかも怪しいもんです。
完全にみみで おぼえてるから 実際に書くとわからなくなること多数。

あと、自分の書いた歌詞をドイツ語に翻訳してパトに説明するときの難しさ。
(それは普通でも難しいことだと思いますが、日本語の歌詞を日本語で説明するのもむずかしい)


こういう ああ ほんとぜんぜんだめだな ドイツ語 っていう波が定期的にやってきます。


きっと同じような気持ちの人もたくさんいると思います。
だんだんめんどくさくなって 勉強もしなくなって、 やらなきゃなあと思いながら 
一応日常ではとくに困らないからそのままにしてしまうのです。

でも 私には目標があります。
それは 車の免許をとること です。
お金もかかるし いつになるかわからないけど、
まず 自動車学校に行っても そこでちゃんと理解できてないと試験さえ受けられないはずです、、 まさにお金の無駄になることでしょう、、
知らない単語もいっぱいでてくるだろうし、、。


日本以外の国に住むというのは きっとどこであろうと常に「ちゃんと」現地語を使えるようになることへの努力がつきまとうと思います。

何年住んでたって一緒です。
自然と身につくなんてことは 無いと思います。
ぜったいに努力しないと「ちゃんと」は 話せない。
逆に、日本にいても 努力すれば母国語以外の言葉を話せるようになると思います。

現地にいるほうが常に触れているからすこしは マシっていう程度じゃなかろうか。

それか わたしが無能なだけだろうか。

でも、ほとんどの日本人の友達は 長くいれば居るひとほど、自分はまだまだ全然話せないって言ってます。 そういう理解できてないなあ、っていう場面に出くわす機会があるからでしょうね、、

もともと 日本で英語が達者だったとかそういう人たちはほとんど英語で乗り切っているようです。 

わたしはもともと英語だって得意じゃないから ドイツ語でやっていくしかないのです。


はあああ、がんばろ、、

ちなみにパトが日本語を習おうとし始めているようです。
日本でわたしの家族と話すときとか(わたしの両親は英語やドイツ語をつかおうと努力してくれています。)もだし、毎年のように日本に行く機会もあるから やはり少しは話せたほうが良いと思ったようです。
いままでまったくそんな素振りみせなかったのに、多分今年の秋 パトの両親も一緒に日本に旅行に行く予定があるんだけど そこでいいかっこをみせたいんじゃなかろうかと ひっそりと予想。
パトと日常会話で日本語で話せるようになる日はくるのであろうか、、
がんばれ、、日本語けっこうむずかしいよ、、と思いながらも応援しようと思います。 

すくなくとも、この私のドイツ語に対する気持を理解してくれるだろうなと思います。






2019年1月19日土曜日

おちぷ動物病院へ

3日前くらいから おちぷが下痢をして 
時々旅行の後など興奮しすぎたら下痢になったりしてたので 
様子見だったんだけど さすがに2日たっても 3日目になっても治らないから
動物病院につれていってみました。

なんだかいまこういう症状の犬が多いらしく、それに感染したのかなっていうかんじでした。
でも他の犬は 嘔吐もあるらしく チプは吐いてないですが。

やはりバーーっと喋られて聞き取るのが大変で、
わたしは途中でまあ パトが訊いてるしいいか と気を抜いてなんもわかんなかったです。
あとから パトにかいつまんで私にわかるように説明してもらいなんとか理解しました。

(前に一人でいったときは一生懸命聞き取ろうと頑張ったんだけど、ドイツ人がいっしょにいると、とたんにズルをしてしまいます)

注射2本とクスリを4日分だしてもらって、 血がまじってたり、4日たってもなおらなかったら 検査するから便をもってくるようにと 容器ももらいました。

今朝は朝ごはんをあげなかったので、 やわらかくにたお米に人参もやわらかくしていっしょに煮たやつをあげるといい といわれたのでそれを後で作ります。
ちぷはお米(ときどき 米びつについたご飯をあげる)が大好きなのでよろこぶであろう。
チキンもいっしょに煮てあげるといいとのことで(味の面で) チプはコメだけでも喜ぶけどチキンも買いに行きました。

チプは動物病院に自らすすんではいりたがるし、(ドアというドアに入るのがすきだからかもだけど) 待合室では他に猫とかがいても おとなしくしていて (まちで猫をみかけると 狂ったようにそちらへ行きたがるのに) そりゃあ、注射はいやがってたけど それ以外は手のかからない犬です。

トイレも、家の中ではしないし、でもだからこそ下痢のときは何度も外へつれてかないといけないんだけど、 (おちつかず ウロウロしたり 寝てるときは起こしに来たりする)
しつけてないのに、そういう性格のようです。

でも 買い物からかえったら  がまんできなかったのか、 音楽部屋にブツがあり パトがうわああくさい!!といいながら掃除してましたけど、、

最近ベルリンはマイナスの気温で 夜中も起こされてトイレにつれていかなくてはいけないし
なによりおちぷがつらかろうから、 早く良くなってほしいです。


ベルリンは 犬の糞を拾わないひともいるし、リードをつけないで歩くのも一般的なので飼い主がみてないときにトイレをして 飼い主も気づかずいってしまい、ていうパターンもおおいし、
公園や道は汚いです。
最近は取る人もふえてきてるんだけど それでも汚くて
そんなん すぐに犬同士 感染してしまうだろうな、って感じです。
犬同士あったら もちろんおしりの匂いをかぎあって 挨拶もするし。


それが田舎の方にいくと、 犬同士をすれ違わないようにさえしてる感があります。
ちょっとふしぎ。 他の犬に慣れてないのかな。 


ベルリンは犬だらけだから他の犬に慣れてないと散歩し辛いと思います。




2019年1月3日木曜日

大晦日の花火から逃げ旅行

何度も日記に書いたことがありますが、ドイツの(他のヨーロッパの都市もやるとこはやる)
大晦日は 花火爆竹でものすごいことになります。

その期間だけ花火をしていい許可があるとかで、公園とかでやりゃいいのに、街なかでやります。
悪魔祓いだとかそういう意味もあるみたいなんだけど おそらくそんなこと考えてやってる人なんかごく少数でしょう。バンバンいわしたいだけですきっと。
音がほんと ものすごく大きくて、わたしのしっている爆竹の あのパンパンっていう音じゃなくて、大きいやつだと、雷がオチたのかっていう どぉーーん!!っていう音です。しかも建物の前でやるもんだから反響してものすごいです。

花火はどちらかというと東の方から入ってくるみたいで、このあたりは トルコの人たちが結構住んでる地域で、主に、彼らが率先してやってるように見受けられます。ポーランドやチェコにはドイツに持ち込めないようなもっと強力な爆竹やら花火があるとの噂。

年越しの瞬間が一番すごくて、 ロケット花火もそこらじゅうを飛び交い、もう外は煙で真っ白になります。
それから前後して 何日も前くらいからやんちゃな奴らがバンバンやっていて 
以前犬を飼っていないときは うるさいな、くらいで、 なんだったら年越しの瞬間は外にでてちょっと花火を見たりしたもんですが、 今となっては やめろーーー!!やめろーーーー!!っていう思いです。なぜなら、 チプが怯えてパニックになるからです。大晦日に入る前の フライングでやってる花火の音ですでに パニクってるので、大晦日の瞬間なんかここにいられるわけがないと思っています。(余談ですが、今日、1月3日の時点でもまだ時々まだ音がしてます。 でも近所の人と話してたんだけど今年は、鳴り止むのが早いねって。 値段があがったりしたのかな?とさっき外であったとき話してました)


他の家の犬たちももちろん同じ様子。



ので、前もって大晦日、ベルリンにいないように旅行計画をたてています。
去年はリューゲンという北のほうの海辺に逃げました。
しかしそこでも花火は行われ、チプは頭をソファーと壁の隙間におしこんで怯えるというしまつでした。

今年は地図をみてなんとなくきめた ミューリッツという地域の クリンクというちいさな村。
ベルリンの北にあり、湖がたくさんたくさんある地域です。
去年もだけど今年も、U家族と一緒に旅行しました。
U夫が車を運転できるというのも大きな力です。
車でしか行けないようなところがいいのです。
電車すら走ってないような。

クリンクから少しいったところにちいさな町があって そこに観光しにいったとき 犬連れがいるわいるわ。 うちの近所(街なか)の朝の犬の散歩タイムピークよりもっといるいる。
ということはみんな、 逃げてきてる、、ここに!!
ここは しずかなんだきっと!!と期待できました。
街の感じも古くて、いい感じでした。







わたしたちのアパートメントホテルもとてもきれいで、床暖房が快適、広さもまあまあよし。
キッチンもきれいで 調理器具ももんだいなくそろっていて 完璧でした。
もちろんうちらのホテルも犬連れのひとたちがわんさかいました。


薪ストーブもあった



すくすくそだっている U家族の娘ちゃん
ついに、ふた〜ちゃん らしきことを言ってくれるようになりました


湖だらけ 夏はもっといいだろうな〜 

ベルリンから車で3時間くらい。レンタカーで車を借りました。

我々は28日チェックインで1日チェックアウトの4泊5日。

近所を散策したり、隣町にいってみたりなど のんびり過ごしました。
私は最初の2日くらいは風邪で熱もでたりでボロボロでしたが回復しました。


さて 大晦日 夜になるに連れ、若干の花火音はしてましたが、0時を迎えて一斉に花火が上がってるのがまどから見える程度で、クロイツベルク(私の住んでる地域)のように戦争状態では全然なかったです。
もちろん、わたしたちには小さく聞こえてる音もチプには大きく聞こえているので、耳をピンとたてて様子をうかがったり 一時、狭いところに逃げ込んだりしましたが、パニックになるほどではなかったです。 
それよりも 酔っ払ってU娘用の風船を手に持って キュッキュ音をならしてるU夫におびえていました。 (それに対して 年明け早々わたしが怒るという状態)(怒らず、穏やかに一年をすごしたい)(そういう抱負をいだきました)

前の、リューゲン島より静かでベルリンから近いということで 来年もここでいいかなあと思っています。
このブログを参考にしてくれる方がいらっしゃるかわかりませんが、予約を取るなら、8月あたりからもう探し始めたほうがいいです。 年末近くなると、めぼしいところはどんどん埋まります。それほどに犬を飼ってる人たちは逃げ場所をさがしてるってことでしょうかね、、、、

ちなみに、パトの地元友達Nは、今回犬を落ち着かせる音が出る機械を購入、雷とかには 良かったとの報告をうけてたけど、 大晦日には耐えられなかった様子、
震えてソファーの下からずっと出てこなかったらしい。。
Nの犬(タタという名前)はもともとブルガリアで、路上で生活していたところをドイツの保護団体に保護され、それをNが引き取ったという経緯があって、タタはきっと路上生活時代、恐ろしい思いをたっぷりしたんだろうな、と思います。ので、 怯えがチプよりも強いです。

来年はNとタタも私達の旅行に同行することを決めたみたいです。
タタは怯えが強いから、旅行とかもあまり得意じゃないんだけど、それでも旅行を選択するということです。

うちの同じ建物に住んでるチワワの飼い主のひとも、 ほんとにたいへんだった、 ご飯もたべないし、散歩にいくのもその時からすでに花火やってるから 今だけおねがいだからやめて!って言ったわよ、っていってた。 多分彼女はここでははじめての犬のとの大晦日だったはず。
わたしは 犬と逃げる旅行してたよっていったら、ほんとそれがいい、、っていってた。

犬を飼っている人、ほんとにたくさんいるのに、 どうしてるんだろみんな。 

ドイツのクリスマス2018

今年もクリスマスはパトの実家〜親戚のうちに行ってまいりました。
パトの地元はギュータースローという中くらいのおおきさの町です。
そこにいまは両親が住んでいるので一度そこでワンバンしてから 両親とともに
叔父さん叔母さんの住む村に行くという感じです。

この時期は電車も混むので、座席も予約していきます。
1等車にしました。そのほうがストレスが少ない、、ので、、多少高いけど、、
おチプもなれたもので もちろんまだまだ 乗り降りの際ははしゃぐけど、車内ではシーンとしています。

3時間くらいかな、それでギュータースローについて、パトの地元の友だちNが迎えに来てくれて、その友達Nのうちへ。
N は親の家の裏にある小さな家に住んでいて、 パトも昔そこでWGで一緒に3人くらいで住んでいたみたいです。 
そのうちはいまNがひとりで 犬と住んでるんだけど 改装中でキッチンも木でいい感じにやってました。
うらやましい、、家賃がかからないというのは 素晴らしい、、(その家は彼女の家族の持ち家なので) 仕事もちゃんとしてるので、お金は貯まる一方なのでしょう、、いいな、、


その後パト妹(普段はライプツィヒに住んでいる)が車で迎えに来てくれて両親のうちへ。

翌日叔父叔母の村へ。
結婚する前からお邪魔してるし、何かとあつまる親戚たちなのでだんだんとなれてきました。
が、 ドイツ語だらけの苦しみはまだ引きずっております。
おチプがいるから、だいぶ助けられております。

いとこたちで、クヌーデルっていう ジャガイモモチみたいのと、クルーセっていう パンを卵とかとこねてゆでるやつをつくりました。
おばあちゃんのレシピがあるので それにのっとって。

わたしと、いとこのSだけ ベジタリアンなんだけど
その他の人は伝統的に うさぎの肉を食べます。
(それぞれ家庭に伝統があるとおもう)

ちょっとやっぱけっこう、姿焼きっぽい感じなので、直視できず空をみて、は叔母さんが買ってきておいてくれたベジタリアン用のメニューをいただきました。
野菜煮込みでも作っていこうかなと思ってたんだけど、 すでに買っておいてくれたみたいだったので それをいただきました。
あとは、別の叔父さんがつくってきたザワークラウト。(おいしい)

Sは見ても平気なようで自分のご飯をたべてたけど、わたしは年々きつくなっています、、
でもちがうテーブルで食べたいとも言えず もちろんそんなことしたらなんか ちょっとアレですし、ここはぐっと空を見つめてどうにかやり過ごす作戦です。

翌日のお昼はアヒルみたいなやつを食べます。
そのときも私は なるべく何も考えないようにやり過ごしました。

昔はたべたのにな、わたしも。 人は、変わるものだ。
ということはいつかわたしもまた 肉をたべるかもしれないな。

パトが最近買った、The Mind というカードゲームを持っていき、みんなであそびました。
パトといとこのAが白熱した戦いをみせて おもしろかったです。

24,25日を伯父伯母の村ですごし、またパト両親の町に帰って一泊、そこで別の親戚などがあつまり、翌日ベルリンへ帰りました。

ツリーについてるろうそくは、本物の火をつけます
時間がきたら、ツリーに火をつけ、その下にプレゼントを置きます。
みんなで輪になり、クリスマスの歌を何曲か歌い、合図とともに、 クリスマスおめでとうといって、すべての人とそれぞれハグをします。
そしてプレゼントをわたしみんなキャッキャ言って開けます。




いやあ、つかれた。そして太った。
ほんとに、、、
去年もだったとおもうけど 最終日風邪ひきました。


そして ベルリンへ一泊して次の日から年末旅行へ、、、。 つづく。