2018年4月7日土曜日

ベルリンで犬を飼い始める 1

chipsyはポーランドの犬保護施設からドイツの犬保護団体の手により保護されました。
そこの施設の環境が悪いため、定期的にこういった保護団体が犬たちを救出にいって、ドイツの犬が欲しい人の手に渡るよう活動しているようです。

まず、ドイツで犬を買うには、
ブリーダーから買う。
Tierheim(ティアハイム)という様々な理由で飼い主の手を離れなくてはいけなくなった犬、猫、鳥などの小動物の保護施設から譲り受ける、
また個々で活動している保護団体から譲り受ける、
ebayなどで子犬生まれました的なところから買う、等があります。
犬猫を売っているペットショップはありません。
(鳥やハムスター、うさぎや熱帯魚などはペットショップで買えます)

私たち夫婦は犬を飼うと決めてから、まずティアハイムに犬を見に行きました。


ベルリンのティアハイムはドイツでも一番大きいそうです。
大きな土地で中には人工の川や池みたいのがありました。
犬たちの住まいは一頭につき一部屋与えられ、それが円形にならんでいて、真ん中が中庭になっていました。 いぬたちの部屋にはそれぞれ小さい屋外のスペースも設けられていました。まんなかの中庭に犬たちが交互に遊ぶ時間もあるみたいで 元気にはしりまわっていました。
こうかくとなんとも幸せそうな感じがしますが、もちろん施設自体はしっかりしていて、犬たちにもいいと思うんですが、やはりどこか 犬たちから物悲しさを感じました。
ドイツでは殺処分(という言葉すら大嫌いですが)はなく、こういった施設でしっかりと見守っているようです。
この時見学にいったときはほとんどが大型犬で、わたしたちは中型くらいの犬を探していたので、諦めました。誰かに引き取られたり等の入れ替わりがあるのでその時時で違う犬たちがいます。もちろんウェブサイトもあるので、毎日のようにチェックしていましたが、なかなかこの子だ!っていう犬は見つけられませんでした。
最初わたしはやはり、子犬がよかったのです。子犬のほうがその犬の一生で、一日でも長くいっしょにいられる ともったからです。
それになんとなくわたしのなかで 犬は子犬から飼うものだという固定概念があったのも確かです。でもパト(夫)は2,3さいがいいんじゃないか、子犬はずっと見ててあげないといけないし、我々は仕事があるからそれができないことが理由でした。
たしかにそうだな、と思い直しました。
なので私達の希望は、2,3歳でメス 40cmくらいのサイズ で避妊済み という犬でした。
長と同じ時期パトの地元の友だち ナディンが犬を飼い始めて、その子はその時既に2さいだか3さいだかでした。

わたしはそれからも毎日のようにネットをみまくり、いろんな犬を保護しているサイトで
1匹の犬を見つけました。その犬について問い合わせたところ、その犬はとてもスポーティーで1日に1時間ほど激しめのスポーツをできるかどうか聞かれ、わたしたちは両者ともに、スポーティーなタイプではないので諦めました。
しかしその方たちから この犬はどうだ、と提案された犬がいて、その犬に後日会いに行くことになりました。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿