2018年4月7日土曜日

ベルリンで犬を飼い始める 2

ネットで問い合わせた犬は私達の生活向きではなかったのですが、違う犬を紹介してくれるということで会いに行ってきました。

まず、散歩に一緒に行って、犬との相性、私達の様子を保護してる方たちが見ます。
それも私は保護してる人の家に入ってはいけません。そうすることで、わたしは「お客さん」という認識になり、「飼い主」ポジションをとりにくくなるということです。
なので外で待ち合わせです。

それで私達も犬を気に入り、向こう側もokなら、保護の方が私達の自宅や周辺環境をチェックしに来ます。
そして軽い面接のような質問(仕事に行ってる時間帯、どんな仕事をしているのか、犬を飼ったことは有るか、 散歩のルートは家周辺でどういうところに行けるか、動物病院の場所など)をうけ、それで、OKだということになれば ようやく犬を譲ってもらえます。
その時に、300ユーロ前後支払います。それは ドイツでは犬にIDチップを埋め込まなくちゃいけないので、それと、避妊手術済みなのでその代金です。
またドイツでは犬の税金があるので、ベルリンでは私達の犬では月に10ユーロほどで、3ヶ月毎にまとめて払います。(街によって、また、大きさ等で値段が変わるかどうかはわかりません)



初めて会いに行ったときは雨でした。 
この犬は保護した団体によりchipsyと名付けられており、ポーランドの犬保護施設(劣悪な環境ゆえに、ドイツの保護団体が定期的にそこから犬を保護し、ドイツに連れてきている。他によくスペインやブルガリアなどからも連れてこられた犬に出会う)
から、犬を全部は無理なので数頭ずつ連れてくるらしいのですが、
チプシーは連れてくるつもりではなかったのに勝手についてきて車に乗り込んだので 仕方なく(?)つれてきたとのことです。
チプシーは施設の中で勝手に生まれていていつ生まれたかも定かではないようで、 獣医にみせたところ、おそらく2,3さいであろうと言われたとのこと。
しっぽも短く切られています。ドイツでは犬の尻尾を切ることを禁止されていますが、ポーランドでは切ったほうがかわいい(?)とされているのか、へんな長さで切られています。

また、うまれてからずっと劣悪な環境の施設にいたためか、 好奇心のつよさがものすごく、散歩にいくと ぐいぐい引っ張る、見るものすべてチェックする、など大変そうなこともきいていて、実際お試しで散歩に一緒にいったときも、グイグイ感がすごかった印象です。 でも この犬だな という感じがしていたので、もうほかは探しませんでした。

慎重派のパトはもう一回会いに行こうといい、2回お試し散歩に行きました。
そして諸々チェックののち ようやく譲ってもらえることに。(スムーズでした)
譲渡の仕方もきまったやり方があるようで、
まず、私が犬を迎えに行く。(保護してる人の家ではなくべつの待ち合わせ場所に。)
そこへ保護してる人がチプシーを連れてくる。
保護してる人はそこで帰り、チプシーと私と保護してる人のお母さんの車で一緒にわたしの自宅へ行く。そこでわたしとチプシーだけになり、一緒に家に入る。 
とのことでした。
そうすることで、わたしが犬を連れて来た ということになるようです。

犬を迎えに行く日はパトが仕事で休めなかったので わたしは友達のまこさんをさそって2人で行きました。 ひとりだとなんだか不安だったので、、、

  
家に連れてこられた日のチプシー


最初はやはり音などを気にし、保護してくれてた人(2ヶ月ほど預かってたらしいです)
が迎えに来るのを待っていました。 数日経つとここが新しい住処だと認識したようでした。
それから一週間パトもわたしも交互に一週間ずつ仕事を休んでチプシーと過ごす時間を計2週間つくりました。 

ちなみに現在のチプシー(約一年後です)
ちょっと太って いつもリラックスしています。

散歩にいくとグイグイ感はいまだ現存ですが、それでもだいぶましになりました。
拾い食いのクセはぜんぜん抜けません。。。

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