2019年4月2日火曜日

生活するということ 2 わたしの場合

私は、日本で夏に ゲーテ・インスティトゥートというところで 基本の基本くらいのドイツ語のコースにちょっとだけ行っていた。
ので、 ドイツでもやはり語学を最初に学ばないとと思って、ゲーテのドイツ校にいくことにした。
それのスケジュールで行けるところがベルリン校のみだったので、行き先は一番興味のなかったベルリンに決定。

なぜ、ベルリンに興味がなかったかというと、首都=都会 と思っていたから。
わたしは大阪にいて、しかも きれいな景色のなかで暮らしたいと思ったのが 理由なので、
自然の多いところにいきたかった。
ベルリンには一度も行ったことがなかったし、今思うと写真とかもさほど見たこともない状態で行ったので、ただ、頭の中で 都会だろう と思っていた。

今 わたしが思うベルリンは 緑がいっぱいあって 街も大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい。これをベルリン以外に住んでるドイツの人に言うと、驚かれる。
ドイツの人にとっては ベルリン=騒々しい都会 という印象みたい。
大阪や東京からすれば 俄然静かなかんじがするけど、、

家の探し方などもぜんぜんわかってなかったので、とりあえず
日本にいるときに WGgesucht というフラットメイト募集の定番のサイトがあるんだけど、それをみて、一人の人にメールを書いた。

そこが ハイデのうち。 なぜそこにしたのか、どうやってメールを書いたのか殆ど覚えてないけど、家賃250ユーロ、一軒家で庭もついて おばさま二人との同居。
場所はツェーレンドルフという ベルリンの中心からはすこしはなれた、大きい家がたちならぶ地域。 大きな湖が傍にあって、ときどきひとりで散歩にでかけたりした。

ハイデは会うこともしないのに、メールでokしてくれた。
昔はどうかしらないけど、普通、メールして、返事が来たら、会いに行って、話をして、それで一緒に住めるかどうか決まるみたいです。
日本から決めていくというのは、まれです。

ベルリンについて、たしか、次の日にハイデに会いに行って やさしそうなひとで安心したのを覚えてる。
家は大きく、 地域もなんだか魔女の宅急便にでてきそうな素敵なとこで、緑もいっぱい。(5月にいったのがまた、良かったんだろうな)
こんなところに住めるの?!とすっごくうれしかった。

また、ゲーテのホームステイシステムもあったので、最初の1ヶ月は、エレナとライナーの夫婦の家に住まわせてもらった。
そこでもたくさんいい経験をした。ライナーはドイツ人でコックさんなのでいつもおいしいごはんをつくってくれた。
エレナ(ウクライナ人)と食後に散歩に行ったり、たくさん話をしたり、あと、エレナの行くロシア系の教会も連れて行ってもらった。
彼らの家族とクリスマスを過ごしたりもした。 引っ越ししてからも何度か家族のあつまりによんでもらって、いっしょに過ごした。

ゲーテがおわってから、ハイデのうちに引っ越しをして、そのときはまだスーツケース1つぶんのにもつ。
最初わたしの部屋は2階だったんだけど、一番上にすんでた学生さんが引っ越したのでわたしはそっちにうつった。
三角屋根の一番上。狭い部屋だけど、すきだったな。

また、ベルリンについて数日の間にU夫婦と会った。日本での共通の友人が居て、その人がしょうかいしてくれたU夫婦。いまでもずっとよく会っていて、ほんとうにいい出会いだった。

最初のゲーテにどれくらい通ったのかまったく覚えてないんだけど、その後、違う語学学校にいった。なにしろ ゲーテは他と比べて だいぶ、値段が高いことがベルリンにきてわかった。 でも授業の質はとっても良いとおもう。通ってる人たちも同年代で仲良くなれてうれしかった。

とりあえず、3ヶ月ほど語学学校にかよって、基本のキホンくらいはなんとかわかるかな、、ていう程度にはなった。
それから、バイトをさがした。






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