2019年4月2日火曜日

生活するということ 3 わたしの場合

貯金もほとんどなかったので、とにかくバイトを探さないととおもって、
語学にまったく自身がなかったので、日本食レストランをさがした。
あっとベルリンというサイトで募集していたので、応募して面接を受けた。

そこでいまもまだ働いてます。
いまじゃ ベテランみたいになってしまった。

そこのレストランで仲の良い友達もできた。
そこでやっぱり 世界はぐっと広がった。

いままで、手探りで自分ひとりでやってたけど、 同じ日本から来てベルリンに住んでいる、いわば先輩たちがいろいろ教えてくれた。

いろんなつながりで、バンドを始めたりもした。
だんだん、生活してるな、と思えるようになってきた。

一人でこれまた興味なかったパリに行こうと思って 旅行したり、
まだ、さほどなかよくなかった まこさんとニュルンベルクのクリスマスマーケットに泊りがけでいったりもした。(そこで仲良くなった)
まこさんはわたしより、たしか3年くらい前からベルリンに住んでる。
その前はカナダに居て、わたしがカナダにライブしにいったとき、ニアミスで会いそうだったということが、その旅行で判明した。世界はせまいな。

ゆっくりだけど音楽活動もして、友達のうちに泊まったり、バーにいってみたり、夜中にチキンを食べに行ったり、公園でただすわってたり、フリマにいったり。
ベルリンをベルリンらしく、楽しんでいたとおもう。
クラブにはいってなかったけども。

ワーキングホリデーは やっぱりとっても楽。
1年という期限がついていること。
働いてもいいということ。
あと、なにもかも新鮮。
また、これは旅行じゃなくて住んでいるんだという空気も感じられる。
そういう経験ができる。

よる、家に帰るとき、暗い家々の屋根の上に 月がでていて、その景色をみて、
ああ、わたしはいま、ここにいるんだ、きてよかった、と思ったことをはっきり覚えてる。


といっても、だんだん 家に帰るのがおっくうで(遠い)まちなかの友達の家に入り浸るようになったんだけど。


そんなこんなであっというまに一年がすぎた。


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